マットレスの選び方|体重×寝姿勢でわかる自分に合う硬さ
マットレスは硬さや素材の種類が多く、どれが自分の体に合うのか判断しにくいものです。実は、自分に合う硬さの目安は、体重と寝姿勢の組み合わせでおおよそ決まります。この記事では、体重×寝姿勢の早見表で自分に合う硬さを確かめたうえで、反発力や素材など硬さ以外のポイント、硬さが合わないときの対処法までを解説します。
マットレスは硬めと柔らかめどっちがいい?

マットレスの硬さに、誰にでも当てはまる正解はありません。自分に合う硬さは、体重と寝姿勢の組み合わせによって決まります。
硬めのマットレスは、体の沈み込みを抑えて寝姿勢を保つ力に優れています。一方の柔らかめは、体の曲線に沿って沈み、圧力を分散させる働きが持ち味です。西川のスリープマスターも、マットレス選びのポイントとして体圧分散と寝姿勢のキープの2つを挙げています。
ただし、柔らかすぎると体が沈み込みすぎて寝姿勢が崩れてしまいます。反対に硬すぎると、圧力が一部に集中して体を痛める原因になります。大切なのは、体にフィットしながらも程良い硬さで支えてくれる1枚を見つけることです。
マットレスの硬さは、やわらかめ・ふつう・かための3段階で表されるのが一般的です。自分の体にはどの硬さが合うのか、次の早見表で確かめられます。
体重×寝姿勢でわかる自分に合う硬さ早見表

自分に合う硬さは、体重と寝姿勢を掛け合わせると絞り込めます。まずは下の早見表で、自分に当てはまる欄をチェックしてみてください。
| 体重 | 仰向け寝 | 横向き寝 | うつ伏せ寝 |
|---|---|---|---|
| 軽め | ふつう | やわらかめ〜ふつう | ふつう |
| 標準 | ふつう〜かため | ふつう | ふつう〜かため |
| 重め | かため | ふつう〜かため | かため |
なぜこの組み合わせになるのか、寝姿勢と体重に分けて根拠を解説します。
仰向け寝はふつう〜かためで背骨のラインを保つ
仰向けは、背中全体で体重を支える寝姿勢です。立っているときと同じ背骨のラインを、横になっても保てる状態が理想とされています。柔らかすぎるマットレスでは、最も重い腰が深く沈み込み、背骨のラインが崩れてしまいます。腰の沈み込みを抑えられる、ふつう〜かための硬さが目安です。
硬さが合っているかどうかは、腰と肩の支えられ方に表れます。重い腰は沈みすぎないように支えられ、出っ張った肩はある程度沈んで受け止められる。この2つが同時に成り立つ硬さが、仰向け寝に合った硬さです。
横向き寝はやわらかめ〜ふつうで肩と腰の圧迫を逃がす
横向きは、肩や腰の出っ張った部分に圧力が集中しやすい寝姿勢です。体の曲線に沿って適度に沈み、圧力を分散してくれる、やわらかめ〜ふつうの硬さが向いています。硬すぎるマットレスでは下になった肩が圧迫され、痛みの原因になることがあります。
なお、うつ伏せで寝る方には、腰の沈み込みを抑えるやや硬めが向いています。ただし、うつ伏せは首や背中に負担がかかりやすいため、できるだけ避けたい寝姿勢です。
体重が軽いほど柔らかめ、重いほど硬めに寄せる
同じマットレスでも、沈み込む量は体重によって変わります。体重が軽い方は沈み込みが浅く、硬いマットレスでは体とマットレスの間にすき間ができがちです。やや柔らかめに寄せると、体にフィットして圧力を分散しやすくなります。
反対に体重が重めの方は沈み込みが深く、柔らかいマットレスでは腰が落ち込んでしまいます。沈み込みを受け止められる、硬めのマットレスが合いやすい傾向があります。早見表の縦軸は、この体重による沈み込みの差を反映したものです。
最後は好みの寝心地を実際に寝て確かめる
早見表はあくまで出発点となる目安です。心地よいと感じる寝心地には個人差があり、表や数値だけでは決めきれません。売り場で試せる場合は、実際に横になって確かめるのが確実です。
試し寝では、仰向けで腰の下にすき間ができないか、横向きで肩が痛くないかを確かめます。体が沈みきるまでには時間がかかるため、5分ほど横になるのがおすすめです。また、新しいマットレスに慣れるまでは1〜2週間ほどかかることもあります。第一印象だけで判断せず、じっくり選ぶことが大切です。
硬さ以外で確認する4つのポイント

自分に合う硬さの目安がつかめたら、次は反発力・素材・厚さ・サイズの4つで絞り込みます。同じ硬さでも、これらの違いによって寝心地や使い勝手は大きく変わります。
反発力が高いと寝返りが打ちやすい
反発力とは、押したときに押し返してくる力のことです。人は一晩に何度も寝返りを打ち、同じ部位への圧迫を防いで血行を促しています。7時間の睡眠で20〜30回が目安とされています。反発力が弱いマットレスでは、体を持ち上げるのに余分な力が必要になり、寝返りが減ってしまうことがあります。
低反発タイプは体を包み込むフィット感が魅力ですが、寝返りが打ちづらいと感じる場合があります。寝返りのしやすさを重視するなら、適度に反発力のある高反発タイプがおすすめです。
素材で寝心地と通気性が変わる
マットレスの主な素材には、スプリング・ウレタンフォーム・ラテックスがあります。素材ごとの特徴を押さえると、硬さの好みと合わせて絞り込みやすくなります。
| 素材 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| スプリング | 体をしっかり支える。中が空洞のため通気性が良い | 体重が重めの方、蒸れが気になる方 |
| ウレタンフォーム | 体にフィットして圧力を分散する。軽くて扱いやすい | 横向き寝の方、体圧分散を重視する方 |
| ラテックス | 弾力性と耐久性が高い | 弾むような寝心地が好みの方 |
ウレタンフォームは素材が詰まっているぶん、スプリングに比べて通気性が劣ることがあります。湿気が気になる場合は、通気を促す加工の有無も確かめておくと安心です。素材ごとの寿命や買い替えの目安はベッドマットレスの寿命は何年か|買い替え時期や長持ちさせるコツは?で詳しく解説しています。
厚さは床置きかベッドフレームかで決める
マットレスの厚さは、8〜30cm程度の範囲から選べる商品が多くあります。判断の軸になるのは、床に直接敷くか、ベッドフレームに載せるかという使用環境です。
床に直接敷く場合は、たたんで上げ下ろしできる扱いやすさと、底付きしない厚みの両立がポイントです。薄すぎるマットレスは、体重が集中する腰の部分で床に当たり、腰に響く原因になります。ベッドフレームで使う場合は、厚みのあるタイプのほうが安定した寝心地を得やすくなります。搬入経路や収納のしやすさも合わせて確かめておくと失敗がありません。
サイズは体格と寝る人数に合わせる
サイズは、シングルからキングまでの展開が一般的です。1人で使うなら、体格に合わせてシングルかセミダブルが目安になります。2人で使うなら、寝返りのスペースを確保できるダブル以上がおすすめです。
寝返りには左右の余裕が必要なため、迷ったら大きめを選ぶと窮屈さを感じにくくなります。各サイズの具体的な寸法は布団・マットレスのサイズ一覧|シングルからキングまでの寸法と選び方で確認できます。

硬さが合わないマットレスの対処法

いま使っているマットレスの硬さが合わない場合も、すぐに買い替える必要はありません。手持ちの寝具を組み合わせることで、寝心地を調整できる場合があります。なお、腰の痛みが続く場合の見分け方はマットレスで腰痛は治る?合わないマットレスの見分け方と選び方で詳しく解説しています。
硬すぎる場合はトッパーやベッドパッドで柔らかさを足す
マットレスが硬すぎると感じる場合は、上に重ねる寝具で当たりを和らげる方法があります。厚みのあるトッパーを重ねると、肩や腰への当たりが柔らかくなります。より手軽に調整したい場合は、ベッドパッドを敷く方法もあります。手持ちの敷布団をマットレスの上に敷いて、当たりを調整するのも応急処置として有効です。
柔らかすぎる場合は下に硬めのボードを敷いて支える
マットレスが柔らかすぎて腰が沈む場合は、マットレスの下に硬めのボードを敷いて、沈み込みを抑える方法があります。ただし、下からの補強はあくまで応急処置です。へたりが原因で柔らかくなっている場合は、根本的な解決になりません。調整しても腰の沈みが改善しないときは、買い替えを検討するタイミングといえます。
日本橋西川のエアーマットレスを硬さで比較

ここからは、早見表で確かめた硬さから選べるように、日本橋西川で取り扱う[エアー]シリーズを比較します。[エアー]シリーズは、点で体を支える凹凸構造によって体圧を分散するマットレスです。各モデルに硬さの展開があり、体感に合わせて選べます。
| モデル | 硬さ展開 | シングル価格(税込) | 構造・特徴 |
|---|---|---|---|
| [エアー01] | ベーシック/ハード | 52,800円〜 | 特殊立体波形凹凸構造。体圧分散と寝姿勢保持を備えたエントリーモデル |
| [エアー03] | ベーシック/ハード | 84,700円〜 | 波形プロファイル構造を進化させ、クッション性と通気性を高めたモデル |
| [エアーSI] | レギュラー/ハード | 143,000円〜 | 特殊立体クロススリット構造で、さまざまな寝姿勢に対応する主力モデル |
| [エアーSX] | レギュラー/ハード | 198,000円〜 | 4種の構造を組み合わせ、横向き寝にも対応する最上位モデル |
価格はいずれも2026年9月時点、シングルサイズの税込価格です。
かためが合う方にはハードタイプ
早見表で「かため」に当てはまった方には、各モデルのハードタイプが候補になります。体重が重めの方や仰向け中心の方でも、沈み込みを抑えて寝姿勢を保ちやすい硬さです。機能と価格のバランスで選ぶなら[エアー03]マットレス、より本格的な体圧分散を求めるなら[エアーSI]マットレスのハードタイプがおすすめです。
ふつう〜やわらかめが合う方にはベーシック・レギュラータイプ
「ふつう」が目安の方には、標準的な硬さのベーシック・レギュラータイプが合います。「やわらかめ」が目安になった体重が軽めの方や横向き中心の方も、無理に柔らかいマットレスを探す必要はありません。点で支える凹凸構造が肩や腰への圧迫を分散するため、レギュラータイプから試すのがおすすめです。なかでも1,680個の点で体を支える[エアーSX]マットレスは、横向き寝にも対応する設計です。
硬さを細かく調整したいならパーソナルフィッティング
既製品の硬さで決めきれない方には、&Freeパターンオーダーマットレス SAという選択肢もあります。専用の測定システムで体型を測定し、硬さの異なるウレタンフォームを部位ごとに組み替えて、自分に合う寝心地に調整できるマットレスです。店頭で実際に寝試しをしながら仕上げられます。
自分に合うマットレスを探すなら日本橋西川がおすすめ

自分に合うマットレスは、体重×寝姿勢で硬さの目安を確かめ、反発力・素材・厚さ・サイズで絞り込むと選びやすくなります。それでも最後の決め手になるのは、実際に横になったときの体感です。
日本橋西川では、[エアー]シリーズをはじめとするマットレスを、実際に寝試ししながら選べます。ねむりの相談所では、専門スタッフが眠りのお悩みをうかがい、体に合った寝具選びをお手伝いします。マットレス選びに迷ったら、ぜひ店舗でご相談ください。
この記事の監修者
【監修者名・肩書き:クライアント確定後に差し替え】
※記事の中で紹介されている、製品や素材のすべては、日本橋西川ではお取り扱いしておりません。詳しくは店頭までお問い合わせください。
※掲載写真はすべてイメージです。
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