秋におすすめの布団を紹介!衣替えのタイミングはいつ?気温別の掛け布団の選び方
暑い夏が終わり、朝晩に涼しさを感じるようになると「そろそろ布団を変えた方がいいのかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。秋は一日の寒暖差が大きく、昼間は暖かくても夜は急に冷え込むことがあるため、布団選びが難しい季節でもあります。
夏用のタオルケットでは肌寒く感じるものの、冬用の厚手の布団ではまだ暑すぎる。そんな微妙な気候の秋には、季節に適した布団を選ぶことが快適な睡眠の鍵となります。また、布団の衣替えをするタイミングを間違えると、暑くて寝苦しい夜や寒くて眠れない夜を過ごすことになってしまいます。
この記事では、秋の気候に最適な布団の種類や特徴、布団を衣替えするベストなタイミング、そして気温に応じた掛け布団の選び方について詳しく解説します。
秋の布団への衣替えのタイミングはいつから?

秋の布団への衣替えのタイミングを判断する際には、室温が25℃以下になったときが目安となります。これは、快適な睡眠を得るために必要な寝具内の温度が33℃前後に保たれることと深く関係しています。室温が25℃を超えている状態では、夏用のタオルケットや薄手の寝具でも寝具内の温度が適切に維持されますが、25℃以下になると保温性の高い布団が必要になってくるのです。
ただし、秋は一日の寒暖差が激しい季節であるため、一度に冬用の厚手の布団に変更するのではなく、段階的に衣替えを行うことが重要です。最初の段階として、夏用のタオルケットから薄手の綿毛布や合掛け布団に切り替えます。この時期は日中はまだ暖かいことが多いため、軽い掛け物で調節しやすいものを選ぶのがポイントです。

さらに気温が下がり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきたら、次の段階として中程度の厚さの掛け布団や毛布を追加します。このような段階的な衣替えを行うことで、急激な気温変化にも柔軟に対応でき、常に快適な睡眠環境を保つことができます。
室温計を活用して具体的な温度を確認しながら、体感と合わせて最適なタイミングで布団を切り替えていくことが、秋の質の良い睡眠につながるのです。
【気温別】掛け布団の選び方

掛け布団は、室温に合わせて選ぶことで、より快適に眠ることができます。季節や気温の目安に合わせた布団の種類と選び方のポイントをご紹介します。
室温10℃以下
保温性を最大限に高めるため、最も厚手の羽毛掛けふとん(1.2kg)に加えて、ウールやカシミヤ、アクリルなどの毛布を重ねて使うことが推奨されています。
室温15℃前後
厚手の羽毛掛けふとん(1.0kg〜1.2kg)を一枚で使うのが最適です。この時期は、一枚でしっかりと暖かさを確保できる布団が活躍します。
室温20℃前後
少し薄手の羽毛掛けふとん(0.7kg〜1.0kg)や、真綿掛けふとん(1.0kg)が適しています。軽さと保温性のバランスが良い布団で、快適に眠れます。
室温25℃前後
非常に薄手の羽毛掛けふとん(0.3kg)、アクリル毛布、または合成繊維のふとん(0.5kg)など、軽くて通気性の良い寝具に切り替えます。
室温25℃以上
綿毛布、タオルケット、ガーゼケットといった、通気性と吸湿性に優れた寝具が適しています。さらに冷感パッドシーツを組み合わせることで、より涼しく快適な睡眠環境を整えることができます。
おすすめの秋用布団3選

秋の訪れは、寝具の衣替えに最適なタイミングです。日中の暑さが和らぎ、朝晩が冷え込むこの時期には、気温の変化に柔軟に対応できる布団を選ぶことが快眠への鍵となります。
日本橋西川がおすすめする、秋にぴったりの布団を3つご紹介します。
羽毛肌掛けふとん
秋は、日中と朝晩の寒暖差が大きい季節です。そんな時期にこそおすすめしたいのが、日本橋西川の羽毛肌掛けふとん。ダウンを少量使用した薄手のつくりながら、羽毛が持つ優れた吸湿・放湿性によって、寝床内の湿度を快適に保ちます。そのため、寝汗をかきやすい方でも蒸れにくく、秋の夜を心地よく過ごせます。
また、ダウンならではの軽さとふんわり感で、体にフィットして朝まで冷えから守ってくれます。ご家庭で洗えるタイプもあり、いつでも清潔に使えるのも魅力です。
季節の変わり目に快適な眠りをもたらす、こだわりの羽毛肌掛けふとんで、上質な睡眠を手に入れませんか。

[アレルウォール]合繊掛けふとん
日本橋西川の[アレルウォール]合繊掛けふとんは、アレルギーの原因となるハウスダストや花粉からあなたの眠りを守り、秋の夜を快適に過ごすための特別な一枚です。
その最大の特長は、側生地に施された特殊な加工「アレルウォール®」。寝具に付着した花粉やハウスダストのアレル物質を吸着・無力化する機能があり、クリーンな環境で安心して眠りにつくことができます。特に秋は、ダニの死骸やフンが増え、ハウスダストが気になる季節。この機能は、アレルギーを持つ方にとって非常に大きなメリットとなります。
また、中わたには独自の合繊素材を使用しており、羽毛のようにふんわりと軽いのに、しっかりとした保温力があります。ご家庭の洗濯機で丸洗いでき、いつでも清潔に保てるため、衛生面を重視する方にも最適です。
秋の夜長を心地よい眠りで満たす、清潔で安心な「アレルウォール」掛けふとんで、ワンランク上の快眠を体験してみませんか。
ふわり~な掛けふとん
なめらかな肌触りが特長の日本橋西川「ふわり~な掛けふとん」は、秋の寝具として最適です。
羽毛のようにふんわりとした柔らかさと、身体に沿う独自の「くるまるVキルト」により、隙間から暖気が逃げにくく、心地よいぬくもりであなたを包み込みます。秋口の少し肌寒い夜でも、この一枚で朝までぐっすり眠ることができます。
中わたにはポリエステルを100%使用しているため、軽くて扱いやすく、ご家庭の洗濯機で気軽に丸洗いできるのも大きな魅力。いつでも清潔な布団で眠りたい方や、手軽に衣替えしたい方におすすめです。
秋の夜長を最高の心地よさで満たす、日本橋西川の「ふわり~な」で、新しい眠りを見つけてみませんか。
秋口でまだ暑いときも羽毛布団は使える?

秋口のまだ暑い時期でも羽毛布団は使えます。特に、冷房を併用することで快適な睡眠環境を整えるのがおすすめです。
羽毛布団は、冬に使う厚手のものだけではありません。ダウンを少量使った「羽毛肌掛けふとん(ダウンケット)」は、薄くて軽いため、まさにこの時期にぴったりです。
羽毛が持つ最大の特長は、優れた吸湿・放湿性です。寝汗をかいても湿気を素早く吸収し、発散してくれるため、布団の中が蒸れにくく、サラッと快適な状態を保ちます。

そのため、まだ暑さが残る夜でも、冷房で室温を25〜26℃程度に設定し、羽毛肌掛けふとんをかけることで、理想的な寝床内環境(温度33℃、湿度50%)に近づけることができます。
「冷房で冷えすぎないか心配」「汗ばんで寝苦しい」という悩みを解消し、秋の夜も心地よい眠りへと誘ってくれるでしょう。
関連記事:夏におすすめの掛け布団・敷きパッドを紹介!夏用寝具の選び方も解説
寝具選びで迷ったら日本橋西川へ
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日本橋西川が運営する「ねむりの相談所」には、専門の教育を受けた「スリープマスター」が在籍しています。スリープマスターは、お客様の生活習慣や眠りの悩みを丁寧にカウンセリングし、最適な寝具の選び方や正しい使い方をアドバイスします。
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