布団の臭いを取る方法は?原因別の応急処置と根本対策を解説

布団の臭いが気になるときは、まず天日干し(30分〜2時間)を試してください。それでも取れない場合は、臭いの原因が汗・皮脂なのか、カビなのか、加齢臭なのかによって対策が変わります。
この記事では、原因ごとの消臭方法と再発を防ぐ予防策を整理して解説します。
まず試す応急処置

天日干し
晴れた日に布団の両面を外に干してください。紫外線と風で湿気が飛び、汗・皮脂由来の臭いは多くの場合軽減されます。目安は片面1時間ずつ、計2時間程度です。干せない日は布団乾燥機(60℃・60分)が代替として使えます。
布団用の消臭スプレー
アルコール系または重曹系の消臭スプレーを薄く吹きかけ、完全に乾かしてから使用します。ただし根本的な原因を取り除かないと臭いは再発するため、あくまで応急処置です。
原因別の根本対策

汗・皮脂による臭い
汗と皮脂は布団カバーや枕カバーに蓄積します。皮膚の常在菌がこれらを分解するときに酸性の臭い物質が発生します。
対策は次の通りです。
- カバー類を1〜2週間に1回(夏場は週1回)洗濯する
- 布団本体は年に1〜2回、コインランドリーの大型乾燥機または洗濯可能なものは自宅で丸洗いする
- 洗濯後は十分に乾かす(湿った状態で収納するとカビ臭の原因になる)
カビ・生乾きによる臭い
押し入れや湿気の多い部屋での保管が続くと、カビや雑菌が繁殖してこもった臭いが発生します。カビ臭は天日干しだけでは取れないことが多いです。
対策は次の通りです。
- 布団乾燥機で60℃以上・60〜90分加熱する(カビ・ダニを死滅させる)
- 重曹を薄く振りかけて数時間置き、掃除機で吸い取る(消臭効果あり)
- カビが深く浸透している場合は専門クリーニングへ

加齢臭
40〜50代以降に増えるノネナールという脂肪酸が加齢臭の主な原因です。汗臭とは異なり、脂っぽく青くさい独特の臭いが特徴です。
対策は次の通りです。
- 酸化した皮脂を洗い流すため、シーツ・カバーの洗濯頻度を上げる
- 綿素材のカバーを使うと吸湿性が高く皮脂の蓄積が抑えやすい
- 布団本体は年1〜2回のクリーニング(高温乾燥でノネナールを分解)を検討する
臭いを予防する習慣

毎日のケア
- 起床後すぐに布団をたたまず、しばらく広げて湿気を逃がす
- 窓を開けて寝室を換気する(朝の換気10〜15分が目安)
定期的なケア
- カバー類は1〜2週間に1回洗濯する
- 月に1〜2回、晴れた日に天日干しまたは布団乾燥機を使用する
- 収納時は通気性のある袋に入れ、除湿剤と一緒に保管する
季節替えのタイミング
衣替えの季節に布団を収納する前に必ず乾燥・洗濯を行ってください。臭いが残った状態で保管すると、次のシーズンに取り出したとき臭いが強くなっていることがあります。
クリーニングに出す判断基準

自宅ケアを続けても臭いが取れない場合は、専門クリーニングを検討してください。
以下に当てはまる場合がその目安です。
- 天日干し・丸洗いを行っても臭いが残る
- 黄ばみ・変色が目立つ
- 布団が重く感じる(湿気・汚れの蓄積)
- 5年以上クリーニングに出していない
クリーニング店では高温乾燥・専用洗浄で、自宅では落としにくい皮脂や臭い成分を除去できます。

布団の臭いが気になるときは日本橋西川へ
布団の臭いが気になるとき、ケアの方法がわからない場合は専門家への相談が確実です。日本橋西川では、布団の素材・状態を見ながら最適なメンテナンス方法をご提案しています。また、羽毛布団のリフォームサービス「nishikawa REFORM」では、中の羽毛を洗浄・乾燥して清潔な状態に戻すことができます。
臭いや汚れが気になる布団のお手入れについて、ぜひお気軽にご相談ください。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。カビが広範囲に広がっている場合や、アレルギー症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。