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羽毛布団はリサイクルできる?無料で持ち込める場所と手順を解説

古い羽毛布団を手放したいとき、リサイクルという選択肢があります。羽毛は天然素材として洗浄・再生できるため、持ち込んだ布団が新しい製品の原料として生まれ変わる仕組みが国内に整っています。この記事では、どこに持っていけばよいか、何を準備すればよいかを順に説明します。

羽毛布団をリサイクルする「グリーン・ダウン・プロジェクト(GDP)」

羽毛布団は、グリーン・ダウン・プロジェクト(以下GDP)という仕組みを通じてリサイクルできます。GDPは国内の寝具メーカー・繊維メーカーが連携して羽毛を回収・洗浄・再生する業界横断の取り組みで、日本橋西川もGDP参画企業のひとつです。

GDP参画店への持ち込みは無料で、どこのメーカーの布団でも受け付けています。

回収対象となる羽毛布団の条件

持ち込む前に、品質表示タグで以下の条件を確認しておきましょう。

ダウン率50%以上が条件

対象はダウン率50%以上の掛けふとんまたは合掛けふとんです。ダウン率とは、布団の中に詰められた充填材のうち羽毛(ダウン)が占める割合のことで、品質表示タグに「ダウン○%」という形で記載されています。タグは布団の端や側地の内側についていることが多いため、事前に確認しておくとスムーズです。

ダウン率50%以上であれば、購入先や製造メーカーは問いません。

穴あきや汚れがある場合の扱い

GDPでは、穴あきや汚れがある布団も受け付けています。多少傷んでいる状態でも持ち込めるため、「うちの布団は汚れているから無理かもしれない」と諦める必要はありません。

ただし、濡れた状態での持ち込みはNGです。カビの発生や異臭の原因になるため、洗濯直後や湿気を帯びた状態のものは、天日干しや乾燥機で十分に乾かしてから持ち込むようにしてください。

対象外だった場合の処分方法

ダウン率が50%未満の場合や、フェザー(羽根)のみで羽毛が入っていない場合は、GDPの対象外となります。対象外の布団をどう処分するかは、羽毛布団の捨て方|日本橋西川で詳しくまとめていますので参考にしてください。

回収してもらえる場所

不要な羽毛布団を回収してもらえる場所は複数あります。手軽さや条件を確認したうえで、自分の状況に合う方法を選んでください。

寝具メーカー・布団専門店の店頭回収

GDP参画店では、不要な羽毛布団を店頭で無料回収しています。日本橋西川もGDP参画店として店頭での回収を実施しており、持ち込むだけで受け付けが完了します。

どこで購入した布団でも持ち込めるうえ、事前の予約や複雑な手続きが不要な店舗が多く、行動のハードルが低い点が特徴です。GDPには複数の企業が参画しており、アパレルブランドや繊維メーカーとの連携によって羽毛の循環サイクルが構築されています。

家電量販店・ホームセンターの回収ボックス

一部の家電量販店や大型ホームセンターでは、リサイクルボックスを設置して羽毛布団を回収している場合があります。設置状況は店舗によって異なるため、来店前にウェブサイトや電話で確認しておくと安心です。

回収先がGDPと連携しているかどうかも店舗によって異なります。持ち込んだ羽毛がどのように再利用されるかを確認したい場合は、問い合わせてから利用するのがよいでしょう。

自治体のリサイクル窓口・処理施設

自治体によっては、布団をリサイクルとして受け付けている場合があります。ただし、多くの自治体では布団を粗大ごみとして分類しており、リサイクル専用の窓口がないケースも少なくありません。自治体のウェブサイトや電話で「布団のリサイクル」として受け付けているかどうかを事前に確認するのがおすすめです。

粗大ごみとして処分した場合、焼却処分になる可能性が高く、リサイクルにはつながりません。

宅配・郵送によるリサイクル回収サービス

宅配便を利用して自宅から送れるリサイクル回収サービスもあります。店舗への持ち込みが難しい場合や、近くにGDP参画店がない場合に活用できる手段です。事業者によって手数料の有無や対象条件が異なるため、申し込み前に確認しておくのがおすすめです。

リサイクルに出すまでの準備

実際に持ち込むまでに必要な準備は多くありません。以下の2点を確認してから持参してください。

品質表示タグでダウン率を確認する

布団についている品質表示タグで「ダウン○%・フェザー○%」という表示を確認します。ダウン率が50%以上であればGDPの対象です。タグが読みにくくなっている場合や取り外してしまっている場合は、購入時の書類を確認するか、購入先に問い合わせてみてください。なお、布団の状態が気になる場合は羽毛布団の寿命は?|日本橋西川も参考にしてください。

カバーを外して、よく乾かしてから持参する

持ち込む際は布団カバーを外し、布団本体だけの状態にしてください。また、濡れた状態での持ち込みは受け付けていません。洗濯直後や押し入れで湿気を帯びていた場合は、天日干しや乾燥機で十分に乾かしてから持参してください。

布団1枚がつくる資源と社会の循環

持ち込まれた羽毛は、GDPの工程を経て新しい製品の原料として生まれ変わります。

  1. 分別(グレードごとに仕分け)
  2. 羽毛抽出(布団の側地から羽毛を取り出す)
  3. 洗浄(不純物や臭いを除去する)
  4. 品質選別(再利用できる羽毛を選り分ける)
  5. 新製品化(GREEN DOWNとして再生羽毛製品へ)

洗浄・選別を経た再生羽毛は「GREEN DOWN」と呼ばれ、新しい布団や製品の素材として再利用されます。

布団を粗大ごみとして処分した場合、多くは焼却処理されます。羽毛1kgを焼却すると約1.7kgのCO2が発生するとされており、リサイクルに出せばその分の排出を抑えながら羽毛を資源として次に活かすことができます。

GDPから生まれるGREEN DOWNの収益の一部は、赤い羽根共同募金(全国の自然災害に備える災害準備金)とWorld Vision Japanが取り組む水・食料支援プログラムへの寄付に充てられています。また、GDP工程の一部には障がい者就労支援との連携も含まれており、手放した布団がひとつの循環をつくる仕組みになっています。

羽毛布団のリサイクルを検討するなら日本橋西川がおすすめ

羽毛布団のリサイクルは、条件さえ合えばGDP参画店に持ち込むだけで完結します。メーカーを問わず受け付けており、穴あきや汚れがある布団でも対応しています。持ち込んだ羽毛は洗浄・選別を経てGREEN DOWNとして再生され、赤い羽根共同募金やWorld Vision Japanへの社会貢献にもつながります。

日本橋西川はGDP参画店として店頭での回収を実施しています。ダウン率50%以上の掛けふとん・合掛けふとんであれば、持ち込むだけで手続きを進められます。「捨てるのは少しもったいない」と感じているなら、ぜひ店頭でご相談ください。

まだ使える羽毛布団を手放すのが惜しい場合は、仕立て直しによってもう一度使い続けることもできます。リサイクルとリフォームのどちらにするか迷っている場合も、スタッフへの相談から始めるのがおすすめです。

nishikawa REFORM(羽毛ふとん仕立て直し)|日本橋西川

※記事の中で紹介されている処分方法や費用は自治体・業者によって異なります。最新情報は各自治体・事業者に直接ご確認ください。

※記事の中で紹介されている、製品や素材のすべては、日本橋西川ではお取り扱いしておりません。詳しくは店頭までお問い合わせください。

※掲載写真はすべてイメージです。

この記事の監修者

日本橋西川 コラム編集部

日本橋西川スリープマスター

睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。「寝具選び」や「ねむりの悩みの解決方法」は、自分では分からない事が多いもの。「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

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