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毛布はいつからいつまで使う?寝具を変える時期やタオルケットと綿毛布の違いを解説

季節の変わり目になると「毛布はいつから使い始めればいいの?」「まだタオルケットで大丈夫?」と寝具選びで迷う方も多いのではないでしょうか。快適な睡眠を得るためには、気温や季節に応じて適切な寝具を選ぶことが重要です。

毛布にもタオルケットや綿毛布など様々な種類があり、それぞれ適した使用時期や特徴が異なります。使用する時期を間違えると、暑すぎて寝苦しくなったり、寒くて十分に体を温められなかったりして、睡眠の質に影響を与えてしまうことも。

この記事では、毛布を使い始める時期と片付ける時期の目安、タオルケットと綿毛布それぞれの特徴や違い、そして季節に応じた最適な寝具の選び方について詳しく解説します。一年を通して快適な睡眠環境を整えるために、ぜひ参考にしてください。

毛布はいつから使う? 

毛布を使い始める時期は、秋が深まり朝晩の冷え込みを感じるようになる10月から11月頃が一般的な目安となります。この時期は夏の暑さが和らぎ、徐々に気温が下がってくるため、それまで使用していたタオルケットや薄手の掛け物では肌寒さを感じるようになってきます。

具体的な判断基準としては、部屋の室温が15℃前後まで下がり、肌寒さを感じるようになったタイミングが毛布の出番といえるでしょう。この温度になると体が自然と温かい寝具を求めるようになり、毛布の適度な保温性が快適な睡眠をサポートしてくれます。

秋は日中と夜間の寒暖差が大きい季節でもあるため、最初は薄手の毛布や通気性の良い綿毛布を用意しておくことをおすすめします。これらの軽い毛布なら、暖かい日には簡単に調節でき、寒い日にはしっかりと保温してくれるため、変わりやすい秋の気候に柔軟に対応できます。

さらに寒さが厳しくなり、冬本番で室温が10℃を下回るようになったら、厚手の毛布への切り替えを検討しましょう。この時期には毛布単体ではなく、羽毛布団と組み合わせて使用することで、より高い保温効果を得ることができ、厳しい寒さの中でも快適な睡眠環境を維持できます。

毛布はいつまで使う? 

毛布を使い終える時期は、春が本格的に訪れ、日中の気温が20℃を超える日が増えてきた頃が目安となります。この時期になると朝晩の冷え込みも徐々に和らいできて、これまで必要だった毛布の保温性が逆に暑さの原因となってしまいます。一般的には4月から5月頃がこの時期に該当し、桜が散って新緑の季節へと移り変わる頃には、毛布は完全に不要になると考えて良いでしょう。

毛布の使用を続けるべきかどうかの判断基準として重要なのは、睡眠中の体感温度の変化です。夜間に毛布を使って寝ているときに汗ばむようになったり、朝起きたときに寝汗をかいていたりする場合は、毛布を片付けるタイミングが来ているサインです。特に注意したいのは、寝ている間にかいた汗が冷えて体温を奪ってしまうことで、これが風邪をひく原因となることもあります。

春は気温の変動が激しい季節でもあるため、数日間様子を見てから完全に収納することをおすすめします。安定して暖かい日が続くようになってから片付けることで、急な冷え込みにも対応できるでしょう。

寝具を変える時期って?目安となるタイミング

室温や湿度に合わせて寝具を衣替えすることで、快適な寝床内環境を保ちます。

寝冷えする

夏用のタオルケットや肌掛け布団だけで過ごしていたときに、朝方の冷え込みで目が覚めてしまうようになったら、毛布を使い始める明確なサインです。特に秋口は日中は暖かくても朝晩の気温が急激に下がるため、薄手の寝具では保温力が不足してしまいます。

朝起きたときに肩や首筋が冷えていたり、寒さで眠りが浅くなったりする場合は、毛布を追加することで快適な睡眠環境を取り戻すことができます。

布団に入っても寒い

布団に入った瞬間にひんやりと感じたり、寝ている間に手足の冷たさが気になるようになったりした場合は、毛布の追加を検討するタイミングです。特に手足の末端が冷えやすい方は、毛布の保温効果によって血行が改善され、より深い眠りにつくことができます。

布団の中が十分に温まらないと感じる場合も、毛布が体温を効率的に保持してくれるため、寝つきの改善にもつながります。

エアコンの効きが悪い

暖房をつけていても布団の中が思うように温まらないと感じる場合、室内の暖房だけでは寝床の保温が不十分な状態です。このような時に毛布を使用することで、体温を効率的に保持し、暖房との相乗効果でより快適な睡眠環境を作ることができます。

また、毛布を使用することで暖房の設定温度を下げても十分な暖かさを確保できるため、電気代の節約にもつながります。

寝苦しく感じる

夜中に暑さで目が覚めたり、朝起きたときに寝汗をかいていたりする場合は、毛布が体温調節を妨げているサインです。このような症状が現れたら、毛布を薄手のものに変更したり、完全に片付けたりすることを検討しましょう。寝苦しさは睡眠の質を大きく低下させるため、季節の変化に合わせて適切な寝具に切り替えることが重要です。

布団から毛布を蹴ってしまう

睡眠中に無意識に毛布を蹴飛ばしてしまう行動は、体が必要とする温かさを超えているという明確な証拠です。人間の体は睡眠中も自動的に体温調節を行っており、暑すぎると感じると自然に寝具を取り除こうとします。

このような行動が頻繁に見られるようになったら、毛布を薄手のものに変更するか、タオルケットなどの軽い寝具に切り替える時期が来ているといえるでしょう。

毛布の種類

毛布は、大きく分けて「天然素材」と「化学繊維」の2種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。季節や目的、使用する布団の種類に合わせて選ぶのがポイントです。

綿毛布と毛布の違い

毛布は、素材によって使い分けるのが効果的です。

毛布(化学繊維)綿毛布(天然素材)
主な素材ポリエステル、アクリルなど綿(コットン)
保温性高い比較的低い(じんわり温かい)
吸湿性低い高い
適した季節春・秋、夏の冷房対策、冬の重ね使い

綿毛布は吸湿性に優れているため、蒸れにくく、肌寒い時期に単体で使ったり、羽毛布団の下に重ねて使ったりするのに適しています。

一方、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維の毛布は、非常に軽くて保温性が高いため、真冬の寒さが厳しくなる時期に、羽毛布団の上に重ねて使うことで暖かさを閉じ込める効果があります。このように、それぞれの毛布の特性を理解して使うことで、季節や気温に応じた快適な睡眠環境を整えることができます。

日本橋西川で取り扱っている綿毛布について、詳細はこちらよりご覧ください。

[itolier]綿毛布

綿毛布とタオルケットの違い

綿毛布とタオルケットはどちらも綿を主な素材としていますが、その違いは「織り方」と「構造」にあります。

綿毛布タオルケット
主な特徴柔らかな起毛、高い保温性パイル織り、高い吸水性と通気性
使用感ふんわり、優しい温かささっぱり、サラッとした肌触り
適した季節春・秋(一枚で)、冬(重ねて)、夏の冷房対策

綿毛布は、経糸と緯糸を織り上げた生地の表面を起毛させて毛羽(パイル)を作ります。この緻密な織り方により、厚みと保温性が生まれます。

タオルケットは、パイル織りというタオル特有の織り方で、表面にループ状の糸(パイル)を作ります。このループ構造により、吸水性と通気性に優れ、肌への密着感が少なく、サラッとした肌触りが特徴です。

簡単に言えば、綿毛布は起毛させて保温性を高めた「毛布」、タオルケットはパイルで吸湿性と通気性を高めた「タオル」を大きくしたものです。

日本橋西川で取り扱っているタオルケットについて、詳細はこちらよりご覧ください。

【nishikawa shop】タオルケット(ガーゼ&パイル)

綿毛布とガーゼケットの違い

綿毛布とガーゼケットの主な違いは、生地の織り方にあります。

綿毛布ガーゼケット
主な特徴柔らかな起毛、高い保温性何層ものガーゼ、高い通気性と吸水性
使用感ふんわり、優しい温かささっぱり、サラッとした肌触り
適した季節春・秋(一枚で)、冬(重ねて)、夏の冷房対策夏(一枚で)、春・秋(重ねて)

綿毛布は、経糸と緯糸を織った生地の表面を起毛させることで、空気の層を作り出し、保温性を高める織り方です。このため、ふんわりと厚みがあり、毛布としての暖かさを持ちます。

ガーゼケットは、織り目の粗い薄手のガーゼ生地を複数枚重ねて作る「平織り」が基本です。この多重構造により、通気性と吸湿性に優れ、肌へのまとわりつきが少なく、さらっとした軽い肌触りが特徴です。

日本橋西川で取り扱っているガーゼケットについて、詳細はこちらよりご覧ください。

[itolier]ガーゼケット(麻混)

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